ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.2.14 16:51

「あいかわらず未開の人たち」はもうイヤだ!

3月8日、岡山で開催される「中四国ゴー宣道場」、
テーマは「女性が輝く時代は来るか?」

「女」や「男」に関する表現にいちいち文句をつけて、
言葉や作品をねじまげさせ、現実の世界を均一化してしまう
“ポリコレ警察”みたいな言説には辟易するけど、
今の日本がおかれている状況、政治家の雁首を眺めただけでも
女性の地位がいかに低いままなのかがはっきり見てとれる。

だけど、『朝まで生テレビ』に女性議員ばかりがずらりと
並んでその苦労について話しているのを見ていても、
「あるある、そういうこと」と共感する空気は味わえても、
じゃあ具体的にどう展開させていくのかという筋道は見えない。

女性が抱える問題にスポットを当てることは大事だけど、
女性議員だけが寄り集まって話していても、
それは「男性優遇に対するカウンター」などにはならず、
「あいかわらず未開の人たちの一風景」になっているのでは?
女性には、都会風に着飾った野蛮さを孕んでいるところも
あるんじゃないかと私は思う。

しかも、女性天皇、女系天皇に関する議論になると、
「先例がない」「男系の伝統は希少価値」という言説に
オートマチックに乗っかっていく。
なんで?

なぜ日本は女性が活躍できないのか?
もっと未来に向かって考えたい!
愚痴ばかりの消費者気分じゃダメだと思う!
動かすために、自分が動きたい!

傷口にペタッと絆創膏を貼るような薄っぺらい対処療法でなく、
もっと日本という国の根本から女性の地位向上について考えたい。

そう思う人は、ぜひ3月8日(日曜)の「中四国ゴー宣道場」へ。
会場はJR岡山駅より徒歩3分!

参加応募締め切りは2月26日(水曜)です。

▲参加応募はこちらから!

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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